現在行っている研究の概要です。
   
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  液晶は様々な製品に幅広く使われています。例えば液晶ディスプレイ高強度・高弾性繊維といったものに使われます。液晶は細長い分子からできている物質で、分子の向きによって性質が変化します。そこで私たちの研究室では、分子の向きと流れの状態の相互作用を主に計算シミュレーションや実験的検証を行っています。
 
  高分子液晶はその分子配向を揃えることにより、配向方向の強度が非常に高くなります。流動による配向制御に加え、種々の方法によりこれを実現させ、理論強度に近い材料を作り出すことを目標に取組んでいます。(材料強度学研究室との共同研究)
   
  液晶に電圧を加えると分子が回転し、それにより流れが生じます。その流れを利用したアクチュエータの開発を目指しています。また、液晶の配向場にひずみを与えることにより生じる電圧を利用した液晶圧電デバイスの開発を目指しています。
   
  人の体内には幾種類かの液体が流れています。それらの流動に異常が生じたとき、人は病に冒され、とりわけ血液の場合には生命の危機にさらされてしまいます。そこで私たちの研究室では、血管内を流れる血液の流動赤血球を主に計算シミュレーションや実験的検証を行っております。