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2005.11.08 高知市立初月小学校の6年生6名が研究室見学
[The Elementary School Students Visited the Laboratory.]
2005年11月8日(火)に,高知市立初月(みかずき)小学校(高知市南久万)の6年生6名が,
岡研究室の見学と,岡先生のインタビューに来られました.
なぜ見学に来たかというと,初月小学校では,研究授業(不確かですが…)みたいなものがあり,
各自数名のグループで,興味のある分野に関して色々と調査(現場に行ってみたり,調べたり,話を聞いてみたり…)し,
みんなでまとめて,学校で発表するそうなのです.
今回は,「機械好き」(いい響き…(笑))の6名が,ナ・ナ・ナント! このHPを発見し(うれしいではないか),
「鉄球が浮いているのを見たい」「インタビューしたい」ということで,岡研究室を選定,
今回の訪問に至ったそうです.
当日,午前11時過ぎ.
元気いっぱいの小学生6名が研究室に到着.
早速ではありますが「鉄球の磁気浮上」の装置の前で,藤原が小学生を相手に紹介開始.
「磁性体と永久磁石の間には空隙の2乗に反比例する大きさの吸引力が働き,空隙を制御することで,吸引力を…」
なんて難しく言うと,小学生は眠くなってしまうと思い,言葉を選びながら,
磁石と鉄の話,永久磁石の強さの話,どうやって鉄球が浮いているのか…
という話をしながら,研究の紹介を優しくしました(したつもりです).
研究を紹介している途中でも,小学生から,
「玉じゃあなくても浮くの?」「浮かすのは難しかった?」
など,他にも鋭い質問を受けながら,タジタジになりながら,順調に(?)進みました.
次に,偶然現場に居合わせた,北村さんに標的は代わり,
北村さんの「ピーマン収穫ロボット」講座に…
北村さんも小学生にわかりやすく説明をすると,
「切り落とした後はどうするの?」「ピーマンはどうやって見分けるの?」
といった,ことらも鋭い質問を受け,こちらもタジタジになりながら,順調に(?)進みました.
そして場所を移して,「岡先生へのインタビュー」コーナーへ.
岡先生に聞きたいことを,あらかじめリストアップしていたので,
ここから,質問攻め「岡先生タジタジタイム」です.
「なぜ大学の先生になろうとおもったのですか?」
「岡先生にとって「機械」とはなんですか?」
「大学の先生になって大変だったことは何ですか?」
「研究をしていて,どんな時に楽しいと思いますか?」
「勉強,研究は好きですか?」
などといった質問があり,
「大学の先生を辞めようと思ったことはありますか?」
といった,小学生だから聞けるのであろう,ドキッとするような質問も…
途中5分程,岡先生が席を外した時,その場にいた藤原に矛先が変わり,
「なぜ工科大に入ろうと思ったのですか?」
「勉強は大変ですか?」
という質問を受けました.
最後は歓談タイムになり,逆にみんなの「将来の夢」を聞くと,
「自分にしか作れないロボットを作る」
「役に立つ介護ロボットを作る」
「医者か,科学者」
といった,こちらが感心してしまうような解答が返ってきました.
全部で1時間半位でしたが,なんだかこちら側も大きな刺激を受けるような形で,
見学会&インタビューは終了しました.
初月小学校の皆さん,発表会がんばってくださいね.
高知市立初月小学校の6年生6名が研究室見学 の様子はこちら(写真館)
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