研究グループ

SCORM
  近年、多くの企業や教育機関で e-Learning が導入されています。その中でも、Web を用いた WBT(Web Based Training) が主流になってきています。 しかし、WBT において学習コンテンツを利用する際に、学習コンテンツの相互運用性や再利用性といった面で問題がありました。 そのため、WBT の標準規格として SCORM(Sharable Content Object Reference Model) が注目されています。 しかし、コンテンツ作成者が SCORM の仕様の理解や、SCORM を記述するための XML、JavaScript に関する知識やそれらを記述したファイル の作成コストが必要になります。 また、SCORM 準拠にかかわるコストは学習効果には直接結びつかず、SCORMを知らないコンテンツ作成者にとって大きな負担となります。 私たちの SCORM グループでは、SCORM 準拠に関わるコストを軽減し、容易にSCORMコンテンツの作成を支援するために、 SCORM コンテンツ作成支援システムの構築を行っています。