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◆ 研究について


橘研究室では右の図に示したような流れで研究を行っています。
まず回路の仕様を決め、回路を設計します。
次に回路が設計できれば、メーカーに設計データを提出します。
チップが届けば、治具を作製して実測による検証を行います。
得られた結果をもとに回路の機能や性能のさらなる向上を目指します。




◆ 現在の研究


1) BGR(Bandgap Reference) 回路
基準電源回路と呼ばれる、一定の電源電圧を供給する回路の一つです。
過酷な環境下であっても変動が少なく、安定した動作を目標としています。

2) 組み込み自己テストBIST(Built-in Self-Test)
LSIにテスト開始信号を入力すると、LSIが自分でテストをしてその結果を
教えてくれる技術のことです。デジタル回路のBISTは実用化されていますが、
アナログ回路のBISTの実用化にはまだ多くの課題があります。
その課題を解決することが私たちのミッションです。

3) ΔΣ変調器
DA・ADコンバータで使われる変換方法の一つ。
アナログ信号をオーバーサンプリングと呼ばれる手法を使うことでパルス幅や
密度の異なるデジタル信号に変換することができます。
現在、変換器内のアンプにNauta OTAと呼ばれるアンプを用いた回路の
シミュレーションおよび実測を行っています。